2017年04月15日

技術講習会と食べて楽しむ会in名古屋

ロデヴの会 活動報告
2017年3月7日(火) 名古屋

春まだ浅く、冷たい空気がピンと張り詰めた3月7日、名古屋の中心地にほど近く、緑豊かな白川公園に面した会場で第20回技術講習会と第35回食べて楽しむ会が開催されました。
公園
場所をご提供下さったのは、名古屋コミュニケーションアート専門学校です。

名古屋での開催は初めてとあって、東海地区から初参加の方も多く、また関東および関西からもたくさんの方が足を運んでくださいました。

早朝より、講師の仁瓶利夫技術顧問による講習会が始まりました。
仁瓶さんアップ
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食い入るように仁瓶さんの動きを目で追う参加者の皆さん。

ロデヴロデヴ2
どんどん焼き上がっていくロデヴ。
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こちらは1930年代のバゲット。
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今回の仁瓶さんの新作は、揚げたロデヴの端生地にきな粉をまぶしたものです。
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にょろにょろ
油の中でニョロニョロと膨らんだ生地を、ハサミでカットしてきな粉をまぶします。生地はしっとり、少しもちっとして、手が止まらないおいしさです。揚げたてを頬張る笑顔が会場に満ちます。



講習会の最後に、皆さんに自己紹介をして頂きました。
「店でロデヴを出しているが、安定しないので参加した」、「自分の技術はまだまだ仁瓶さんの足下にも及ばない」などと話される方があったり、「食べる側の立ち場から作る側の苦労を知りたくて参加した」という方もありました。
「ロデヴを調べていたらこの会にたどり着くことが出来ました」、「会のイベントを制覇するべく参加しています」「浜松でも食べる会を」、「富山にもロデヴの風を吹かせてほしい」などなどなど嬉しいお声もたくさんいただき・・・。

また今回は専門学校のパン科から優秀な生徒さん4名が参加され、仕込みから焼成まで自分たちでもロデヴを完成されました。後日「このような機会をありがとうございました。一生忘れません」との、うれしいメッセージをくださいました。
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午後の食べる会は眺めの良い、窓からの光があふれる8階の会場に場所を移し、さらに参加者も増えて総勢約50数名でスタートしました。
今回の料理をご用意くださったのは、名古屋の人気ビストロ「フチテイ」の泓 昂溫(ふちたかはる)さんです。
プレートには、バスクのピプラード(バスク地方のたまご料理)、名古屋コーチンを使ったテリーヌ、ビーツのサラダなど、どれもこれもロデヴとワインがすすんでとまらない美味しさ!
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美味しい料理にお腹も心も満たされたところで仁瓶さんのフランスのパンについてのセミナーが始まりました。
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その間に内田一也さん(静岡/創作珈琲工房『くれあーる』店主)が、卒業生のサポートでおいしいカプチーノを入れてくださいました。内田さんはこの学校のコーヒー講座の講師も務められています。
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最後になりましたが、専門学校の先生方、生徒さん、東海地区在住の会員の方々の献身的なご協力により開催することができました。
たくさんの方々が様々なシーンで気持ちよくお手伝いくださったことにより今回も素晴らしい、思い出深い会となりました。ありがとうございました。
(写真と報告:有吉能子、塚本有紀)
posted by パン・ド・ロデヴ普及委員会 at 20:48| Comment(0) | 2016年度

2017年03月17日

食べて楽しむ会@横浜徳多朗

第34回「食べて楽しむ会」7
2017年1月31日(火) 17:00~19:30 横浜  ベッカライ徳多朗ヨツバコ店

2017年最初の「食べて楽しむ会」は、毎回ロデヴに合うお料理提案で、会場をわっと沸かせるベッカライ徳多朗さんで開催されました。ロデヴの作り手は、同店副社長の徳永久美子さん。パンに合う料理はもともと本まで出す実力の持ち主です。今回も素晴らしい料理に参加者は感嘆の声を上げました。
会場には、徳永さんにロデヴを指南した仁瓶利夫技術顧問も駆けつけ、「うん、よくできてる」とパンを試食してのスタートでした。
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アミューズは、ハーブやにんにくと一緒にマリネしたカキのオイル漬け。
オイルにはロデヴを浸して最後の一滴まで楽しめます。


続いて同店人気のグリーンピースのあったかポタージュの登場で、外の寒さを忘れそう。
徳永さんは「ロデヴって、スープのためのパンじゃないかと思うくらい。浸して食べてもトロトロにならないし、しっかりパンの味が味わえるの。ガシッとしたのとか、カリカリとか色々なロデヴをご用意していますから、楽しんでみてください」と話してくれました。
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お次はなんと、「わたし達のまかないサンド」。同店人気のクルミのロデヴにルッコラやキャロットラペ、パテをはさんで、見るからにパワーが沸きそうなスタッフ御用達のサンドイッチを贅沢に振る舞ってくれました。
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ロデヴのカリカリスライスにのったのは、ピンクと白の「ポテトサラダロシア風」と、「マスカルポーネ&ラム黒豆」。ピンクはビーツ、食べるとポテト味と、もう、楽しいショックは隠せません。黒豆はお正月の名残を髣髴とさせる1月晦日の絶品でした。2017_0131徳多朗ロデヴ0001 (17).JPG


メインディッシュは「豚白モツとミミガーのカラブリア風煮込み」カラブリア風煮込み.jpgと「皮付きポークのロースト」。2017_0131徳多朗ロデヴ0001 (26).JPG
塩豚にしたポークをセージと一緒に焼いたものに紅芯大根の甘酢漬けがなんとも最高にマッチします。


この日のスタッフ最高押しはデザートの「ロデヴ&ラムボール」です。2017_0131徳多朗ロデヴ0001 (43).jpg
焼いたロデヴを粉々にして、チョコ、生クリーム、きび砂糖、ローストアーモンド、ピスタチオ、アーモンドプードル、ラムレーズン、ラム酒と一緒にボールを作ります。これをチョコでコーティングした一品は、「ロデヴじゃなきゃ、この食感は残らないね」と食べた人たちの満足感は最高潮に達しました。

2017_0131徳多朗ロデヴ0001 (5).JPGこの日は徳永淳社長のあいさつ&乾杯の音頭からスタートしました。
2017_0131徳多朗ロデヴ0001 (38).jpg 最後は仁瓶技術顧問の『ロデヴセミナー』には、徳多朗のスタッフも全員勢ぞろい。けれど、どうしてもみんな、直立不動になってしまうのでした。

19:30には「ロデヴが素晴らしくおいしい」「食べ方のバリエーションが広がった」「お話が有意義」「ロデヴのブラックユーモアが楽しかった」など、たくさんの感想と笑顔が残され、全員で記念撮影をして解散。全員の写真.jpg いつもながら、ベッカライ徳多朗のスタッフの皆さんのホスピタリティのすごいこと。最後まで皆さん一丸となって参加者をもてなしてくださいました。

なお、この日はロデヴと最高の相性と徳永さんが押すオリーブオイルのミニセミナーがEeT株式会社の山田竜馬さんからあり、実りの多い一日となりました。
(報告 松成容子)
posted by パン・ド・ロデヴ普及委員会 at 21:10| Comment(0) | 2016年度

2016年11月05日

■第19回「技術講習会」と第33回「食べて楽しむ会」

■第19回「技術講習会」と第33回「食べて楽しむ会」
2016年10月18日(火)  東京・新宿区

さあ、いよいよ10年計画前半の折り返し年、ロデヴの会5年目のスタートです。
年度の初めを飾るのは、当会ロデヴ技術顧問の仁瓶利夫さんです。会場は新宿区の大型ビルの一角にある、カネカ食品株式会社のラボに今回もお世話になりました。


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前日に焼いたバゲット、パン・リュスティック、パン・ド・ロデヴ(プレーンとレーズン&クルミ入り)と、当日のリュスティック(アプリコット&くるみ)








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今回は、台湾のベーカリー野上麺包店の3人のほか台湾勢が合計5人も参加してくださったほか、アシストにカネカの山ア隆二さんはじめマンダリンオリエンタル東京の大橋哲雄さん、帝国ホテルの二宮茂彰さんとパン業界の敏腕がそろい、流れもスムーズに行きました。








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ロデヴの端生地をオリーブオイルで揚げるカネカの山ア隆二さん。
このあと、きな粉と和三本のミックスをまぶしてはさみで切ると、みんなの手が止まりません!






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この日のツボは「酵母とルヴァンの違い」を語る仁瓶さんのセミナー。ホワイトボードと仁瓶さんの話の分かりやすさに、たくさんの人が「そうだったのか、やっと分かった」と大きく開眼しました。

午後1時からは「食べて楽しむ会」です。
まずは、スパークリングで乾杯。そして一口目はお約束の「ロデヴのプレーン」をそのまま味わうところからのスタートです。続いてこの日もロデヴ・ノア・レザンとリュスティック、1930年代のバゲットがサービスされました。

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お料理のランチボックスの中には、ハム2種類をメインとして、白いんげん豆とツナのサラダとフレッシュサラダ、オリーブ、コルニッション、きのこのペースト、デザートには水きりヨーグルトクリームと、コアントロー風味の薄切りオレンジ。サイドには季節の南瓜クリームスープと、あさりのアヒージョが並びました。
チーズは秋の名物モン・ドールをスプーンでサービス。ロデヴの町に程近い南仏の濃厚な羊乳製チーズ「エルッチャ」も一切れ入りました。
どの料理も主張しすぎず、ロデヴと合わせると、ロデヴもお料理もいっそうおいしくなると、そのバランス感覚には絶賛の声が上がりました。

作ってくださったのは、作るよ会員のエドガー朋美さん。「私はベーカリーで、料理は専門じゃないのですが」と謙遜しながらも最大限の味をこのタイミングで出すために早朝から仕込んでくださいました。パンの味をよく知る人だからこそできた、「ロデヴにあわせるバランスの取れた味わいと量」だったのかもしれません。






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午後のセミナーも、あらためて「酵母とルヴァンの違い」がテーマ。最後には全員から自己紹介と感想をいただき、台湾からのお客様も日本各地からのお客様も、再会を約束してにこやかに解散となりました。
台湾からのお客様は、かねてから、台湾でのロデヴの会の開催を求めてくださっていました。「皆さん、本当にニコニコして帰られましたね。ムードもアットホームですごくよかったです。驚きました。台湾でこれほど熱心な食べ手を集めて、これほどのセンスのお料理をそろえるには、もうしばらく時間が必要かもしれません」と言ってくださり、今後の長期的なお付き合いを約束しました。












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最後になりましたが、ハム2種類は大山ハム様から、オリーブとコルニッションはオリーヴ・ド・リュック様から、そして5つのスパイスが入ったりんごジャムと、ボックスの中のきのこのペーストは、ベッカライ徳多朗の徳永久美子さんから協賛でした。
皆様、ありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いいたします。  
             報告  松成 容子
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posted by パン・ド・ロデヴ普及委員会 at 19:57| 2016年度