そこで新企画として、ズームを使ったオンラインセミナーを開催しました。
オンラインセミナー「パンとパンの仲間たち」
2020年10月13日 吉田英明氏(リンデンバーム)
京都のシャルキュトリ「リンデンバーム」でも販売されているリエット、プルドポーク、レバーペーストの作り方が、吉田シェフの手によって、手際よく披露されました。パン屋さんでも販売できるように、プロの見地からのアドバイスがなされました。

会員さんからの、感想が届きました。
大阪府KKさん(食べるよ会員)
先日、プルド・チキンを作ってピクニックに行きました。プルド・ポークも何度か作り美味しかったですが、チキンはあっさりとして冷めても臭みがなくすごく美味しかったです。
吉田さんのセミナーでお肉の状態や調理の仕方をアップで映してくださっていたのでとてもわかりやすかったです。


2020年10/23 仁瓶利夫氏(ラトリエ・ドゥブテイユ)
バゲットはなぜ長くなったのか。パン・ド・ロデヴが派生してきた背景や社会的な変遷、また聖書に見えるパンの位置づけなど、豊富な写真や資料とともに、仁瓶ワールドが繰り広げられました。
10/27 吉田英明氏(リンデンバーム)
吉田シェフの2回目のセミナーはソーセージと簡単なテリーヌの作り方。ともに「決着」が重要なポイントです。

11/20 内田一也氏(創作珈琲工房「くれあーる」)
日本スペシャルティコーヒー協会のローストマスターズ(焙煎部門)委員会委員長も務める内田さんの話しはワールドワイドです。世界に広がるコーヒー産地や産地別のコーヒーの味わい、そもそもおいしいコーヒーとはどのようなものかについての話しの後には、おいしいコーヒーの淹れ方のレクチャーがありました。
12/18 仁瓶利夫氏(ラトリエ・ドゥブテイユ)
仁瓶さんの2回目は、世にはびこる天然酵母神話についてと、国産小麦信仰の嘘についてです。「天然酵母パン」という正しくない表現がいまだ日本中に横行し、やみくもに国産小麦が安心安全とあおる態勢に警鐘を鳴らされ、真実を知る大切さを説かれました。
1/22 仁瓶利夫氏(ラトリエ・ドゥブテイユ)
仁瓶さんの3回目は、受講者参加型の「ズームによる食べて楽しむ会」です。まずは、仁瓶家のおからの紹介が仁瓶さんからあり(作成は奥様)、その後は受講者が自宅で作ったリュスティックの内相診断。



そして、受講者が順番に各自がパンを作るか持ち寄り、「合わせて食べておいしいもの」の紹介をしていただきました。いろりでパンを焼き直す話し、イタリアでの食べ方、飛騨地方のお漬け物、氷見の牛昆布締めなどなど、日本各地からの参加者を反映して、様々な紹介が行われ、とても楽しい時間でした。
食べるよ会員MMさん(兵庫県)より
コロナ禍においても思いがけず、「おうちでロデヴ」で仁瓶さんのパンを味わえたり、遠隔レクチャーが受けられたり、
今回のように、パンを愛する皆さんの貴重なお話を聞きながら晩酌(笑)を楽しめたり、
非常に楽しく学び多い経験でした。

2/23 内田一也氏(創作珈琲工房「くれあーる」)
カップオブエクセレンスのコンクールのときに、プロである審査員が行う「カッピング」について、詳しくその基準や方法、価値などが披露されました。
食べるよ会員KKさんより
コーヒーの面白い話がたくさん聞けて勉強になり楽しかったです。
1番、驚いたことはコーヒーに苦味が無いことです。パンもロデヴ普及委員会に参加してから、本当の美味しさが分かり、今回のコーヒーでも今まで飲んでいたのはなんだったんだ!と思う衝撃でした。
あまりいいコーヒーじゃ無いのにお値段はお高い大阪に少し腹が立ちました。
身近な人に本当に美味しいコーヒーはこういうものだよと広めたいと思いました。