2018年03月19日

仁瓶利夫氏の技術講習会と食べて楽しむ会in名古屋

2018年3月13日 
パン・ド・ロデヴ in 名古屋 開催

■「第31回技術講習会」 および 「第44回食べて楽しむ会」 開催報告

ことのほか厳しい寒さが長かった2017/2018の冬があけ、気温が急上昇して柔らかい日差しが降り注ぐ3月の1日、春休みの名古屋コミュニケーションアート専門学校を会場にお借りして昨年に引き続き、名古屋での2回目のロデヴの会を開催しました。


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午前中は、3階の会場で技術顧問・仁瓶利夫さんの技術講習会。昨年に引き続き、地元や北陸エリアのプロたちが何人も手伝いに来てくださる一方で、会場の専門学校の有志生徒さんたちが参加。パン科の先生たちと前日から協力してくれました。
 
開始とともにロデヴのミキシングがスタート。オートリーズが始まると「生地、こんな感じ、触って」と仁瓶さんに促され、参加者や生徒さんたちは順にミキサーボウルに手を入れていました。


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この日と前日で、仁瓶さんは1930年代のバゲット、リュスティック、ロデヴ(プレーン・フリュイ)、ロデヴ・トリュデュ、それに敷石のように大きく焼き上げたパン・オ・ルヴァンを用意。これらを前に製法や種のこと、そしてフランスパンの発展の歴史やロデヴついてレクチャーしました。途中、作業のささやかな動作・配慮まで若手に指導する風景には、「後継者に、自分の知るあらゆることを伝えたい」という思いが強く感じられました。

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技術講習会のまかない飯は、別名揚げピッツァの「カルツォーネ」。ロデヴの端生地のなかにトマトソースとチーズを包んで揚げた逸品でした。
揚げたといえば、青さを混ぜ込んだり、桜海老を混ぜ込んだりしたゼッポリーニも絶品。そのうえ素揚げして和三盆ときな粉を振り掛けたデザート・ロデヴも登場。これは「食べて楽しむ会」の進行に合わせてアツアツを皆さんの協力で出してくださるという贅沢さでした。
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会場を8階に移して、午後からは「食べて楽しむ会」です。一口目はお約束で、ロデヴのプレーンから。お料理は去年に引き続きビストロ「フチテイ」の泓昴溫(ふち たかはる)さんにお願いしました。「仁瓶さんのロデヴに合わせて、パテ・ド・カンパーニュは今はやりの鶏のレバーではなく、あえて豚のレバーに。さらにポーチドエッグにはコクと苦味を加えたオリジナルソースをかけ、アッシ・パルマンティエの下のミートソースは赤ワインで濃厚にしてあります」と説明してくださいました。コクのあるスープもきいて、もうおなかは大満足。

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食後には静岡/創作珈琲工房『くれあーる』店主の内田一也さんの指揮で、ボリビアの標高の高い山で採れた豆でいれたカプチーノが、仁瓶さんのフランスパンセミナーの開始と同時にふるまわれました。

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ちなみにこの日、当会理事の庄本克博さん(日仏商事)からは乾杯用にシャンパン、食事用に白と赤ワイン、チーズは同じく理事の本間るみ子さん(フェルミエ)からカマンベールとコンテ、そしてドイツのブルーチーズ、エーデル・ビルツ・ケーゼがセレクトして届けられ、「美味しいパンの吸引力」がテーブルに美味しい花を咲かせました。
絶え間ない会話、笑顔、質問、会や仁瓶さんへのリクエスト・・・。会がお開きとなっても、ロデヴのお土産を手に持ってもなお濃密な交流は続き、なかなか去りがたい。食の贅沢とはこういう出会い、こういうエネルギー充電のことじゃないかと、つくづく感じた1日でした。ご協力・ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。
 (報告 松成容子)
posted by パン・ド・ロデヴ普及委員会 at 20:04| Comment(0) | 2017年度
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